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清涼寺(嵯峨釈迦堂)
清涼寺(嵯峨釈迦堂) 清涼寺(嵯峨釈迦堂)
 嵯峨釈迦堂の名で知られる浄土宗知恩院派の寺院。
 もとは『源氏物語』で描かれた光源氏のモデルといわれる源融(みなもととおる)の山荘・棲霞観(せいかかん)があり、源融の没後、棲霞寺という寺に改められました。987年(永延元)、「然(ちょうねん)上人が中国の五台山に模して大清凉寺をこの地に建立しようとしましたが、志半ばにして没し、弟子の盛算がその意思を継いで棲霞寺内の釈迦堂をもって清凉寺としたのが始まりです。
 清凉寺は鎌倉時代以降たびたび焼失し、現在の本堂は1701年(元禄14)に再建されたものです。
 本堂には、本尊・釈迦如来立像(国宝)や地蔵菩薩立像(重要文化財)が安置され、霊宝館には、阿弥陀三尊像(重要文化財)や十大弟子像(重要文化財)、四天王立像(重要文化財)など、寺宝も数多く所有しています。中でも珍しいのが本尊・釈迦如来立像で、若き日のお釈迦様の姿を彫ったものと伝えられ、像の体内から五臓六腑が発見されました。
 広い境内には、豊臣秀頼の首塚や「然上人、源融、嵯峨天皇、檀林皇后の墓などがあります。
 毎年4月上旬に『嵯峨大念仏狂言』(重要無形民族文化財)が行なわれることでも有名な清凉寺です。
【 住所 】
京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
【 電話番号 】
075-861-0343
【 拝観時間 】
9:00〜16:00
【 拝観料 】
境内無料
本堂 400円
【 アクセス 】
市バス 「嵯峨釈迦堂」下車すぐ
JR線 「嵐山駅」から徒歩10分ぐらい
京福電車 「嵐山駅」から徒歩15分ぐらい
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