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光孝天皇が発願し、888年宇多天皇が創建した真言宗御室派の総本山。宇多天皇が譲位後、この寺で出家し、住んだことから御室御所と呼ばれています。また代々皇族の子弟が入寺する最初の門跡寺院としても知られ、高い格式を誇っています。平安時代の中期から鎌倉時代にかけて皇室の尊崇と貴族の庇護を受けて大きく栄えましたが、1467年に始まった応仁の乱によって焼失してしまいました。その後なかなか再建が叶いませんでしたが、江戸時代に入り徳川家光によって今日見られるような仁和寺として再興されました。仁和寺の門跡は、江戸時代の終わりまで皇室出身者が務めていましたが、明治維新で第30世門跡純仁法新新王が還俗したことで宮門跡の歴史が終わりました。 |
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広い境内には御所の紫宸殿を移し本尊を安置する金堂(国宝)をはじめ、左右に金剛力士像を安置する二王門、御影堂や五重塔など数多くの重要文化財の堂宇が立ち並んでいます。春と秋に公開される霊宝館には、阿弥陀三尊像(国宝)や絹本着色孔雀明王像(国宝)、弥勒菩薩画像集(重要文化財)、空海が唐へ留学した時に書写した仏典の三十帖冊子、宝相華蒔絵宝珠箱(国宝)といった数え切れないほどの名品が多数収められていて、見逃せないものばかりです。他にも、光格天皇遺愛の茶室「飛濤亭」や尾形光琳の屋敷を移築した「遼廓亭」も必見です。 |
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【 住所 】 |
京都市右京区御室大内33 |
【 電話番号 】 |
075-461-1155 |
【 拝観時間 】 |
境内 7:00〜16:30 御殿 9:00〜16:30 |
【 拝観料 】 |
拝観自由 御殿 500円 |
【 アクセス 】 |
市バス 「御室仁和寺」下車すぐ 京福電車 「御室駅」から徒歩数分 |
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■ 洛西 |
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