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桂離宮は、八条宮家初代智仁親王の別荘として、「瓜畠のかろき茶屋」と呼ぶ簡素な建物を営んだのが始まり。その後2代智忠親王、後水尾上皇と3期、50年の年月をかけて完成しました。 |
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この離宮の造営にあたっては、智仁親王が大層『源氏物語』を愛し、その雅な世界へ想いをはせて造営にあたったといわれ、5万6000平方メートルの敷地内に桂川の水を引いた池を作り、池のほとりには書院や茶室が点在する回遊式庭園が造られました。王朝絵巻のような庭園と簡素な書院造りの建築とが見事に融合した美しい離宮です。 |
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1624年に完成した離宮を訪れたマ叔顕たく(きんしゅくけんたく)は、”天下の絶景”であったと『鹿苑日録』に記しています。 |
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宮家の別荘として維持されてきた桂山荘は、1883年に宮内省管轄となり、桂離宮と称せられるようになりました。桂離宮の参観には、宮内庁参観事務所への事前申込みが必要です。 |
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【 住所 】 |
京都市西京区桂御園 |
【 電話番号 】 |
075-211-1215 |
【 拝観時間 】 |
事前申し込みが必要 |
【 拝観料 】 |
なし |
【 アクセス 】 |
市バス 「桂離宮前」から徒歩8分ぐらい |
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■ 洛西 |
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