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室町時代の武将、細川勝元によって創建された臨済宗妙心寺派の寺院。しかし度重なる火災で、方丈・仏殿・開山堂などを失い、現在の方丈は西源院の本堂を移築したものです。 |
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この方丈の前庭となるのが世界的にも有名な枯山水の石庭です。禅の無限の教えを表すという石庭は、三方を低い油土塀で囲まれた長方形の庭で、白砂が敷き詰めた中に大小15個の石が配されています。石は七・五・三個と配置され、それは海の景色とも、虎の親子が大河を渡っている様子とも解釈され、「七五三の庭」とか「虎の児渡しの庭」とも呼ばれています。 |
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方丈の北東に据えてある銭型のつくばいは、徳川光圀が寄進したものといわれ、豊臣秀吉寄進の侘助椿の老木とともに風雅な趣を醸しだしています。つくばいに刻まれた文字は、中心の”口”を共用して読むと「吾唯足知(われ ただたるを しる)」となり、禅の格言を表しています。 |
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寺域は広く、山門を入って左手には鏡容池を中心とした池泉回遊式庭園が広がっています。鏡容池は、かつてはおしどりが群れ遊んでいたところから、別名”おしどり池”とも呼ばれていました。桜や雪柳、つつじ、睡蓮、紅葉など四季折々の景色を楽しむことができます。 |
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鏡容池に浮かぶ島の中には、非公開ですが真田幸村が眠る墓と伝えられる五輪石塔があります。 |
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世界遺産。 |
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