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浄土宗の開祖・法然を祀る知恩院。華頂山の麓の7万坪を越える広大な寺域に、大小100棟以上の堂宇が立ち並ぶ浄土宗の総本山です。 |
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法然上人がこの地に草庵を結んだのが浄土宗の始まり。法然が説いた学問や修行の必要のない念仏仏教(「南無阿弥陀仏」を一心に唱える専修念仏)は多くの人々の信仰を得ましたが、旧仏教側の迫害を受け、流刑の後この地で入滅しました。 |
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法然上人の没後、弟子が現在の勢至堂のあるところに御影堂を、その東に法然上人の廟堂を建立したのが知恩院の始まりです。法然上人の命日の25日に御影堂で「知恩講」と呼ばれる追善法会を修し、それが「知恩院」の名の由来になったそうです。以後、徳川家の庇護のもと、現在のような巨大な伽藍が完成しました。 |
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日本最大の三門や京都方広寺・奈良東大寺と並ぶ大鐘、唐様式の桃山風構造をした大建築の御影堂、大方丈・小方丈の狩野派による華麗な障壁画など、見どころも多いです。 |
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また知恩院といえば、知恩院の七不思議でも有名です。名工・左甚五郎が残したといわれる「忘れ傘」、襖に描かれた雀があまりに見事なできばえだったため、絵の雀が生命を得て襖から抜け出してしまったという「抜け雀」、一夜のうちに瓜が生えたという「瓜生石」など、不思議がいっぱい。知恩院の七不思議めぐりをしてみるのも楽しいです。 |
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■ 境内案内 【 知恩院 】 |
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