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正式には無量寿院禅林寺といい、浄土宗西山禅林院派の総本山。 |
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平安初期に空海の弟子の真紹(しんじょう)が、真言宗の道場を開いたのがはじまり。中興の祖である第七世の永観律師の時に、本尊を大日如来から阿弥陀如来とし、浄土念仏の道場となりました。「永観堂」の名は、この第七世に由来します。 |
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本尊の阿弥陀如来立像(重要文化財)は、別名「みかえり阿弥陀」と呼ばれ、左後方に首をめぐらした珍しい姿をされています。 |
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境内には、摂津の四天王寺から1607年(慶長12)に移築された、桃山建築の華麗な本堂(阿弥陀堂)や釈迦堂、方丈など多くの堂宇のほか、永観が窮乏の民に施す薬食として育てたといわれる悲田梅もあります。 |
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寺宝も多く、「絹本着色山越阿弥陀図」や「金銅蓮華紋磬」、「紙本墨画波涛図」などが所蔵されています。 |
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また永観堂は、”もみじの永観堂”と呼ばれるほど紅葉の名所としても有名です。ビューポイントはいろいろありますが、特に多宝塔から眺める紅葉はお勧めです。 |
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