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寺伝によると、991年(正暦2)に三井寺の快賢僧都によって創建されたといわれる律宗の古刹。火災により堂宇を焼失しましたが、1259年(正元元)に平政平によって再興されました。その後も壬生寺は焼失、再建を繰り返し、現在の本堂は1970年(昭和45)に再建されたものです。 |
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壬生寺といえば、ユーモラスな身振り手振りで仏の教えを無言で説く『壬生狂言』で有名ですが、これは円覚上人によって1300年(正安2)に創始されました。 現在も毎年、4月21日〜29日、10月、節分に大念仏堂(重要文化財)で『壬生狂言』が上演され、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。 |
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また壬生寺は、幕末に活躍した新選組と縁の深いお寺でもあります。新選組の屯所(八木邸や前川邸など)が壬生寺と隣接していたため、壬生寺の境内ではたびたび大砲や剣術などの兵法の訓練が行なわれました。 |
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境内の壬生塚には芹沢鴨、平山五郎ら非業の死を遂げた新選組隊士の墓や近藤勇の胸像があります。 |
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毎年、7月16日には、新選組隊士等慰霊供養祭も行われています。 |
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新選組のファンや歴史に触れようと多くの方が参拝に訪れ、賑わいを見せる壬生寺です。 |
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