■ 源氏物語 【洛北】 |
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■ 上賀茂神社 |
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毎年5月、上賀茂神社と下鴨神社が合同で行う「葵祭」は、総勢500人以上の優雅な王朝行列が都大路を練り歩く、京都三大祭のひとつです。 葵祭は、『源氏物語』の−葵の巻−にも登場します。 葵の上(光源氏の正妻)と六条御息所(光源氏の愛人)との間に、祭りの見物場所を巡る争いが起こり、葵の上の一行に押され、六条御息所の牛車は破損。 その後葵の上は、光源氏の寵愛がすでに冷め、さらに恥辱を受けた六条御息所の魂が生霊となってとり憑いたため、落命してしまいます。 |
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場所:京都市北区上賀茂本山339 |
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上賀茂神社【お寺紹介】 |
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■ 鞍馬寺 |
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鞍馬寺は、奈良時代から北方の王城鎮護の寺として信仰を集めたお寺です。 『源氏物語』−若紫の巻−の中で、光源氏が18歳の時、「わらわ病(おこり)」にかかり、北山の「なにがし寺」の聖僧のもとに行って病気平癒の加持祈祷を行う場面が出てきます。 その「なにがし寺」の一つに想定されているのが鞍馬寺です。 光源氏が加持祈祷を受け、そのついでに山中をそぞろ歩きをしていた時、山門下の九十九折り坂を下った小さな庵で出会ったのが若紫(紫の上)です。 |
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場所:京都市左京区鞍馬本町1074 |
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鞍馬寺【お寺紹介】 |
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=大雲寺= 大雲寺は、平安時代、『源氏物語』の作者・紫式部の曾祖父・藤原兼輔によって建立されたお寺です。 『源氏物語』の中に出てくる北山の「なにがしの寺」と記されている、光源氏と若紫(紫の上)の出会いの地が、この寺ではないかともいわれています。 |
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■ 三千院 |
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妙法院、青蓮院と並ぶ、天台宗三門跡のひとつ、最澄ゆかりの寺として知られる三千院。 三千院の境内には、聚碧園と有清園の2つの池泉回遊式庭園があり、四季を通じて美しさを堪能できます。 『源氏物語』では、落葉宮の母・一条御息所が物怪にとり憑かれ、病気となり、落葉宮とともに小野の山荘へ移る場面が描かれています。 その小野の山荘がこの辺りだったようです。 東側には、小野山という高地もあります。 |
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場所:京都市左京区大原来迎院町540 |
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三千院【お寺紹介】 |
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■ 音無の滝 |
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滝の音で声明が消されてしまわないようにと、良忍が法力で水の音を止めたという伝説をもつ「音羽の滝」。 『源氏物語』の中でも、落葉の宮から光源氏の子・夕霧宛てに送られた手紙の中の歌に、
「 朝夕に 泣く音を立つる 小野山は絶えぬ涙や 音無の滝 」
と詠まれています。 ※声明とは、インドで始まった仏教音楽のことで、節をつけて唱えるお経のことです。 |
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場所:京都市左京区大原 |
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音無の滝【お寺紹介】 |
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■ 源氏物語 |
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