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下鴨神社と並んで京都で最も古い神社のひとつ、上賀茂神社の正式名称は賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)といいます。 |
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もとはこの地に住んでいた豪族・賀茂氏の氏神を祀ったのが始まり。7世紀の天武天皇の御世に社殿が造営されたと伝えられています。祭神は賀茂別雷神で、厄除け、方除けの神として信仰されています。 |
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平安遷都後は、下鴨神社とともに国家鎮護の神として敬われ、上賀茂神社を上社、下鴨神社を下社とし、あわせて賀茂社といいます。ちなみに下鴨神社の祭神、玉依姫命は賀茂別雷神の母神、同じく賀茂建角命は祖父神にあたります。 |
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一の鳥居をくぐり白砂をひいた参道を進むと二の鳥居が見えてきます。そのまま二の鳥居をくぐりまっすぐ進むと細殿前に一対の「立て砂」と呼ばれる円錐形の盛り砂があります。これは一種の神籬(ひもろぎ 神が降りてこられる依代)とされています。さらにそのまま奥に進むと、左右に回廊をめぐらした朱塗りの楼閣があり、楼閣を入ると国宝の本殿や権殿などがあります。広大な境内には、国宝2棟の他、多くの重要文化財が立ち並んでいます。 |
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上賀茂神社は、伊勢神宮と同じく歴代の皇女が斎王として神に仕えていました。毎年5月15日に行われる京都三大祭のひとつ、「葵祭」で、その名残を見ることができます。 |
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世界遺産。 |
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