■ 葵祭の行列【本列】 |
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■ 乗尻 |
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乗尻(のりじり)とは左右各3騎、行列を先導する騎馬隊で、古くは六衛府の衛士がこれにあたっていたといわれています。 現在は上賀茂の競べ馬の騎手の方が務めているのだそうです。 |
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■ 検非違使志 |
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検非違使志(けびいしのさかん)は、検非違使庁の役人で、警察司法の担当者。 葵祭の行列では、舎人(とねり)の引く馬に騎乗し、看督長(かどのおさ)、火長(かちょう)、如木(にょぼく)、など下役を率いて行列の警備にあたります。 |
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■ 検非違使尉 |
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検非違使尉(けびいしのじょう)は、検非違使庁の役人。志の上役で行列の警備の最高責任者です。 検非違使志、検非違使尉とも、それぞれ調度掛(ちょうどがけ)に弓矢を持たせ、鉾持(ほこもち)に鎖を持たせ、武装しています。 |
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■ 山城使 |
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山城使(やましろつかい)は山城国司の次官、五位の文官です。 賀茂の両社とも洛外にあり、山城の国司の管轄区域になるため、督護の任についています。 |
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■ 御幣櫃 |
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御幣櫃(ごへいびつ)は、賀茂両社の神前に供える御幣物を納めた櫃。 下社二座、上社一座、合わせて三合の白木の唐櫃に注連縄をかけ、白丁にかつがれてゆきます。 |
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■ 内蔵寮史生 |
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内蔵寮史生(くらりょうのししょう)は内蔵寮の七位の文官で、御幣物を管理しています。 |
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■ 御馬 |
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御馬(おうま)は、「走馬(そうめ)」ともいわれ、下、上両社の神前で走らせ、神々にご覧に入れる馬です。 2頭の馬の頭と尾には葵、柱、紙垂れをつけています。 |
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■ 牛車 |
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勅使の乗る車で、御所車といわれています。 現在は勅使が乗ることはなく、行列の装飾になっていますが、藤の花などを軒に飾り、牛童(うしわらわ)や車方、大工職などの車役が、替え牛とともに従います。 |
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■ 舞人 |
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舞人(まいうど)とは近衛府の五位の武官で、歌舞の堪能者がこの日の舞人を勤めます。 6人が騎乗でお供をし、それぞれ雑色や舎人、白丁が従います。 |
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■ 勅使 |
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勅使(ちょくし)とは天皇の使いで、行列中の最高位者。 四位近衛中将がこれを勤めることから、「近衛使(このえづかい)」ともいわれています。 現在、勅使は路頭の儀には加わらず、代行者が勤めています。 |
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■ 風流傘 |
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風流傘(ふうりゅうかさ)とは、大傘の上に牡丹や杜若など季節の花(造花)を飾り付けたもの。 行列の装いとして、取物舎人4人でかざして行きます。 |
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■ 陪従 |
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陪従(ばいじゅう)は近衛府の五位の武官で、葵祭では賀茂両社の社頭で歌を歌い、楽器を奏する役を勤めます。 7騎が各種楽器を携えていき、それぞれに雑色や舎人、白丁が従います。 |
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■ 内蔵使 |
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内蔵使(くらづかい)は、内蔵寮の次官で五位の文武兼官。 勅使が神前で奏上する御祭文を奉持しています。 内蔵使は騎乗し、馬副や白丁らが従っています。 |
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